2008年4月25日
            『第十一号』

監督:近藤 重勝

 4月も後半にさしかかり春の暖かさを感じることが出来るようになりました。

松蔭大学駅伝部は、春のトラックシーズン第一戦目として12日に神奈川県記録会兼団体予選で5000mに出場しました。 (RACEページ参照)

結果的には、松蔭大の学生が試合をつくり上位を占めたのでまずまずの結果だったといえますが個人においては反省点も残るレースとなりました。今回の試合を含めここ数日改めて感じたことは、走ること(試合・練習、含めかけっこ)とは本人の性格、哲学、当日のメンタル、日々の生活態度など本人の背負っているものが出てくる場なのだと思うのです。これは他のスポーツと比べても長距離といわれる種目においては特に現われるのではないでしょうか。

だからこそ、人間力の向上を求める必要があると思います。

これは元々レベルの高い選手が集まっている箱根出場校以外に松蔭大学がこだわっていかねばならない部分といえます。

高校時代、15分、20、30の選手が14分40、50でそれ以上の力を持ち他大に入学する選手にどうやれば勝てるのか、学生達には本気に考えて必死に行動しなければなりません。又、30名になり、創部4年目、予選会出場三年目を向え、部としての環境・形は最低限整いました。しかしここからが本当に大変であり、みえない部分になっていきます。

私の好きな言葉に「人生において最大の喜びとは「君にはできない」と言われる事を達成することである。」という言葉があります。

この言葉を常に忘れず今年度も学生と共に結果を求めていきたいです。